リー×ウェアハウス/Lee×WAREHOUSE/ デニム ジャケット ショート　LINED-COWBOY JACKET メンズ

1924年に「スリムジャケット」という名で誕生したカウボーイのためのショートデニムジャケット。発売当時はトリプルステッチや大きなフロントポケットなど、ワークウェア色を濃く残したデニムジャケットとして生まれたものの、「ハウスマーク」は付けられず、「スリムジャケット」というネーミングからもカウボーイに向けて作られた最新のショートジャケットであったと考えられます。このモデルはトリプルステッチ、バックルバックという初期のモデルから、ダブルステッチ、バックル無というモデルへと移行しますが、最初期のものと考えられるトリプルステッチ、バックルバック、表革の大きなラベルが付けられた1920年代から1930年代初期のモデルにブランケットライナー付きのモデルが存在していました。既に数枚、古着市場に出ている襟にコーデュロイが付いた通称「ストームカウボーイ」は、カウボーイジャケットにライナーが付くこのモデルの後継品番として発売されたと考えられます。同時代のボトムスを考察すると、リーバイスを意識して製造したと思われる外リベットのカウボーイパンツ、ボタンフライ、フックレスジッパーフライのモデルがこれにあたります。