フライトジャケットの中でも最もポピュラーで人気の高いMA-1 613TFSは1954年2月8日にルイジアナ州アレクサンドリアAFBで North American F-86 Sabreを装備し活動を開始した。 1957年、TAC(Tactical Air Command / 戦術空軍)が切り札として開発した 超音速戦術爆撃機F-100 Super Sabre にコンバート。 66年には冷戦の暗雲立ち込めるヨーロッパへ派遣、NATO軍の一員としてスペインに駐留した。 西側諸国の防空の槍として鉄のカーテンに睨みを利かせていたのである。 このパッチバージョンは、当時のTAC部隊の標識的なレギュレーションに沿った物であるが、 ネームプレートのみ613TFSのスコードロンカラーに合わせて特別にオーダーした物となっている。